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1回目は「育児休暇」についてです。
子どもがいながら育児休業を取得していない労働者の29.6%が、希望に反して取得できなかったことが連合の意識調査でわかりました。
取得できた人の中でも40.1%は希望日数より少なく、本人たちが望む取得がままならない現状が浮かび上がりました。
取得できなかった理由としては
※「仕事の代替要員がいない」44.4%
※「収入が減る」26.5%
※「取得できる雰囲気が職場にない」22.3% と続いています。
性別ごとに見ると、
※希望したのに取得できなかったと答えたのは、男性が31.6%、女性は24.7%。
※ 希望日数より少なかったのは男性が47.8%で女性は38.5%でした。
※ 職場の雰囲気や立場の違い、主に女性が育児負担を担っている状況などから、男性の方が休みづらい傾向が強くなっています。
現在、厚生労働省が検討している男性育休の取得向上対策に向けては、全回答者のうち34.2%が「研修などを通じた社内通知」が必要と回答。
「企業による対象者への育休の説明義務化」は32.3%、「男性の育休取得義務化」は26.5%で、企業や政府に対して、強制的な対応を求める声も多く上がりました。
★調査は10月、未就学児がいる20~59歳の男女500人ずつ計千人を対象に実施されました。
(連合意識調査)
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