【我ら音楽マサイ族】
10年目のいま聴きたい「星野えん歌」

みなさま、ご機嫌いかがでしょうか。
音楽ライター まさいよしなりです。

「我ら音楽マサイ族」、今回採り上げますのは11月15日にリリースされた、こちらのオムニバス盤です。

作詞家・星野哲郎作品集~紙の舟に乗せて~ (COCP-41325)

作詞家・星野哲郎作品集~はやりうた こころうた~ (CRCN-41359)

若くして体調を崩し、仕事を辞めざるを得なくなった20代の星野。その闘病中に学んだ作詞の能力が花開き、雑誌への入選を経て作詞家デビューを果たしたのが1953年のこと。その生涯で手掛けた作品数は4000曲に及びます。

2010年に惜しまれつつこの世を去った彼の「没後10周年メモリアル企画」として、命日の11月15日にリリースされたのがこの2枚。日本コロムビア盤『紙の舟に乗せて』では、「みだれ髪/美空ひばり」「アンコ椿は恋の花/都はるみ」「黄色いさくらんぼ/スリー・キャッツ」といったヒット曲に加え、実質的デビュー作「チャイナの波止場コロムビア・ローズ、若山彰」や、八代亜紀が歌う「男はつらいよ」などのレア音源も収録した全18曲。日本クラウン盤『はやりうた こころうた』では、レーベル創立にも関わった彼の意気込みがそのまま伝わってくる代表曲「三百六十五歩のマーチ/水前寺清子」「自動車ショー歌/小林旭」「函館の女/北島三郎」など全18曲。

遠くにありて歌う遠歌、人との出会いを歌う縁歌、人を励ます援歌・・・、これらを総じて「星野えん歌」と呼ばれる名作の数々。没後10年を迎え、いま一度じっくりと味わい尽くしたいところです。

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