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9回目は「無意識の思い込みや偏見(アンコンシャス・バイアス)」についてです。
単身赴任するのは父親、受付は女性ー。連合が無意識の思い込みや偏見(アンコンシャス・バイアス)について組合員など約5万人に調査をしたところ「思い当たる」と答えた人は、95.5%に上った。性別などに基づく先入観が職場や日常生活で根深く浸透し、何げない言動に影響している様子が浮かび上がった。
調査は昨年6~11月にインターネットで実施。偏見を含む20事例から自分で思い当たるケースを全て選ぶ形式で、10~70代の5万871人が回答した。
1人当たり平均5.7件の「偏見」を選択。最多は、「親が単身赴任というと父親を想像する(母親は想像しない)」で、66.3%の人が自分も思い当たると答えた。
性別に基づく先入観は他に「DVと聞くと男性が暴力を働いている想像する(女性を想像しない)」45.7%、「お茶出し、受付対応、事務職、保育士というと女性を思い浮かべる」39.2%が目立った。
働き方では「育児中の社員・職員に負荷の高い業務は無理と思ってしまう」39.0%、「パートタイマーは主婦が家計補助のために働いているというイメージがある」35.6%などが多かった。
連合の山根木晴久局長は「アンコンシャス・バイアス」は時に弊害をもたらす。自分にも先入観があると自覚することが第一歩だ。コロナ禍で仕事や働き方、生活の変化が求められる中、多様性に気付く機会にしてほしい」としている。
(2021年1月21日熊本日日新聞)
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