【BOSS COLUMN】加藤神社御創建百五十周年記念「和魂祭」

 加藤神社で開催された創健百五十周年記念「和魂祭」へ行ってきました。新型コロナウィルスが世の中にまだ影も形もなかった3年前から準備を進めていたそうです。ここ数週間のコロナ感染者数増加に色々な想いもよぎられたと思いますが、演者も、観客も感染対策を十分に施し、十分にソーシャルディスタンスを保っての舞台でした。

 とにかく豪華なメンバーによる雅楽の夕べ、狂言「末廣かり」、そして、熊本城を舞台にした新作狂言。前日までの雨が嘘のように晴れやかで、心地いい風が吹く中、熊本城天守閣をバックに夢のような時間を過ごすことができました。

 

 

●雅楽の夕べ

雅楽師・東儀秀樹さん、東儀典親さん親子
古典はもちろん、ポップスからクラシックの名曲まで。トークも楽しくて、その美しい音色に聞惚れました。アンコールは「仰げば尊し」には涙が出ました。中学生のイケメンの息子さん。これからの活躍に注目したいと思いました。
 
●狂言「末廣かり」
狂言師・野村萬斎さん、野村裕基さん親子の競演。
こちらの親子はCMでも競演していますが・・・萬斎さんはもちろんのこと、裕基さんの太郎冠者が見事でした!
 
●清正公国づくり狂言「熊本三獣士」
今回のために書き下ろされたという新作狂言。熊本にゆかりのある3匹の獣=重箱婆(せんばの狸)、清藤大明神(近江から清正についてきた狐)、論語猿(本妙寺に銅像もある)が主人公。120年ぶりに時空を超えて再会し、とりつかれた殿様を救う・・という物語。この新作狂言には、加藤神社子ども会のメンバーも出演。一流の演者の皆さんに引けを取らない素晴らしい演技で、立派にお役目を果たしました。
 
 
 脚本をかかれた山川里海(日本劇作家協会)さんは、名古屋のご出身。ご挨拶のとき、創作のエピソードなどをお聞かせくださいましたが、加藤清正は名古屋でも人気だそうでして、その証拠に、名古屋城を建てた徳川家康の銅像はひとつもないのに、加藤清正の銅像は4つもあるそうです。なんだか、とても誇らしく感じました。
 
 本来なら内部公開がはじまっているはずだった天守閣をバックに、お天気にも恵まれ、加藤清正ゆかりの神社で、加藤清正の国づくりを描いた新作狂言の初演を鑑賞!とても豊かな時間でした。
 
 

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