【スマイルシェア便り】自動発注 廃棄ロス減る

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

45回目は「自動発注 廃棄ロス減る」についてです。

 

 次世代スーパー 生き残り戦略

 

 目指すは、次世代スーパーだ。

 県内で25店舗を展開する食品スーパーのロッキー(益城町)。8月下旬、熊本市中央区の坪井店では、梅田将貴店長(27)がタブレット端末を手に売り場を巡回していた。陳列棚の牛乳や豆腐など「日配品」のうち、減っている商品の残数と、端末に表示される在庫数が合っているか確認。在庫管理の作業はこれだけだ。仕入先への注文は自動発注システムが担う。同社が今年4月から取り組む、発注の効率化。これまでは担当者が経験に基づいて、パソコンを使ってメールで注文していた。売り場に並ぶ商品数は1万5千種に上る。品切れを防ぐため過剰発注になりがちで、在庫の値引き販売や廃棄ロスにつながっていた。

 課題解決に向け、数年がかりで導入したのが、ITシステム企業のシノプス(大阪市)が開発した自動発注システムだ。陳列棚の奥行や商品の寸法を基に、棚ごとに並べる商品数をあらかじめ設定。従業員の巡回で異常がなければ、災害時などを除き、過去の来店客数や販売実績に基づいてシステムが商品を自動発注する。まず日配品を対象に導入。「発注精度はかなり上がった」として今後、調味料や飲料、菓子にも広げる考えだ。値引き販売や廃棄商品の削減で、180億円~190億円の年間売上高の5億~10億円改善を見込む。

 同社はこれまでも、独自の電子マネー「rocca(ロッカ)」や、店員を介さず支払いを済ませるセルフレジの導入など、利便性向上や業務効率化を目指してきた。その取り組みを今、さらに加速させている。商品を冷蔵するショーケースに冷気を送る室外機の故障は、センサーで検知。温湿度や室外機の動作に異常がないかを遠隔管理する。10月上旬に改装する水前寺店(熊本市)を皮切りに全店舗に展開する方針だ。これまで、室外機の修理や入れ替えに年間約1億円を投じており、コスト削減効果は大きい。

 さらに「ロッカ」のウェブ会員がインターネットで指定した商品を店で取り置くサービス「トットッテ」も10月上旬から全店舗で始める。新型コロナウイルス感染拡大による非対面・非接触のニーズに対応、キャッシュレス化を推し進める。今後は無人店舗の導入も視野に入れ、カメラと人工知能(AI)による商品の在庫・品質管理や、商品補充の機械化なども検討していくという。社内には、止まらぬデジタル技術の導入に「投資効果はあるのか」「社員の仕事はなくならないか」と不安視する声もある。

 竹下慎一取締役開発部長(45)は言う。「デジタル化は、地域スーパーとして在り続けるための生き残り戦略だ。将来の労働人口減少にも備える必要がある。デジタル技術を使いこなし、より良い接客や売り場展開など、人だからこそできる仕事をどれだけ見い出すかが鍵になる」

 

 

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.9.21より抜粋・引用)

 

 

 夕方、スーパーの食品売り場にいくと2割引きや3割引き、なんと半額品などあったり…賞味・消費期限が近いにせよ、消費者には嬉しい限りです。が、その背景では店舗が利益を落とし、または赤字での販売、今問題になっている食品ロス問題が多く起こっているようです。過剰に在庫を持ち、過剰に見切る体質は営業していく上では確かに難しいものがあります。適正な在庫に対し、適正に見切る、人の力とAIの力を合わせて生き残りのために改善に導いていく。仕事だけに限らず、私たちの私生活の中でも携帯アプリや便利グッズの登場で毎日のようにその効率化が起こっていますね。今後小売り業に限らずいろんな業種にAIが導入され、働き方が変わっていくことかと思います。スマイルシェアも日々いろんなお仕事のお話頂いております。きっとあなたのライフスタイルに合うお仕事があるはずです。まずはお気軽にお問合せ下さい。お待ちしております。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】県内企業 女性管理職11%

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

44回目は「県内企業 女性管理職11%」についてです。

 

 全国4位「SDGs 積極対応」

 

 帝国データバンク福岡支店がまとめた女性登用に対する企業の意識調査によると、熊本県内企業の管理職(課長相当職以上)に女性が占める割合は平均11.4%で、前年調査の7.0%から増加した。九州・沖縄8県でトップ、全国でも徳島、秋田、山梨に次いで4番目に高かった。女性管理職の割合は、九州・沖縄全体の平均も9.8%で、前年の7.5%から増加。比較できる2014年以降で最高だった。

 同支店は「新型コロナウイルス対策でテレワークが浸透し、仕事と家庭を両立しやすくなったことが、女性の活躍を後押ししているようだ」と分析。熊本については「地場企業が国連のSDGs(持続可能な開発目標)に積極的に対応している傾向があり、男女格差を減らそうとする意識も高いのではないか」と話した。女性登用を「進めている」とする九州・沖縄の企業は前年の41.2%から44.2%に増加した。また、男性の育児休業取得の推進状況を初めて尋ねたところ、10.8%が「積極的」と答え、全国平均9.5%を上回った。調査は7月、九州・沖縄の952社(熊本123社)が答えた。

 9月九州金融概況 「持ち直し鈍化」 日銀福岡支店判断引き下げ

 日銀福岡支店が15日に発送した9月の九州・沖縄の金融経済概況は「持ち直しのペースが鈍化している」とし、前回判断の「厳しい状態にあるものの、輸出・生産を中心に持ち直しつつある」から引き下げた。引き下げは2020年5月依頼。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が福岡県に発令されたことなどが響いた。項目別では、輸出と生産を下方修正し「足踏み状態となっている」とした。東南アジアでのコロナ感染拡大で、自動車など輸送用機械の部品供給が滞っている影響を受けた。個人消費は判断を維持したが、「下押し圧力が強い状態にある」と指摘した。

 記者会見した富田敦支店長は輸出と生産に関して「世界経済の回復で自動車の需要は落ちていない。(現地の状況が改善すれば)持ち直す」との見方を示した。

 

 

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.9.16より抜粋・引用)

 

 

 県内企業にて女性活躍の場が増え続けているようです。その割合はなんと全国4番目に高いとのことです。ほんとに素晴らしいことですね。九州・沖縄でもその動きは活発なようです。男性の育児休業取得も企業が積極的に取り組んでいるようですね。今後もこの調子で女性活躍の場が広がっていくことを強く望みます。スマイルシェアでも働く女性のお力になれるよう日々動いております。ぜひぜひお気軽にお問合せ下さい。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】オンライン体制 ばらつき

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

43回目は「オンライン体制 ばらつき」についてです。

 

 対面との「ハイブリッド型」 学び継続 現場は活用模索

 

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、夏休み明けの各地の学校で臨時休校や分散登校などを余儀なくされている実態が文部科学省の調査で判明した。現場は学びを止めないためにオンラインの活用を模索し、対面と組み合わせた「ハイブリッド」型の授業をする学校も。校内感染による休校も懸念されるが、自治体や学校によって体制整備にばらつきが大きいのが現状だ。

 「オンライン組の皆さん、教科書の地図を見て下さい」。緊急事態宣言下で分散登校を実施する横浜市立鴨居中。3日の1年生の授業で、男性教諭がパソコンのカメラに向かって丁寧に指示した。1クラスを2グループに分け、1日おきに登校と在宅を入れ替えるため、教室にいるのは半数。在宅の生徒は、政府の「GIGAスクール構想」で1人1台配備されたパソコンを自宅に持ち帰りビデオ会議システムを使って授業に参加する。教室内での感染リスクを抑えつつ、一体的に授業に加わることで「対面並み」の学びを実現できるメリットがある。

 ただ、ある女子生徒は「画面越しでは質問しにくい」と指摘。教員からも「オンライン組の反応をうまく引き出せず、一方通行になってしまう」との課題が挙がる。斎藤浩司校長は「ここで力を高めれば休校時にも対応できる。オンラインで不十分な部分は登校日の対面指導で補いたい」と語った。

 

 感染不安

 

 現在は通常通りの授業を実施している学校でも、感染への不安から自主的に休む児童生徒は少なくなく、感染者や濃厚接触者になれば登校できない。1日から始まった沖縄県沖縄市では、全小中学生計約1万5千人のうち約1300人が感染不安や感染疑いなどを理由に登校しなかった。ただ、教員の情報通信技術(ICT)活用研修をこの夏から本格化したばかりで、オンライン授業の準備が整った学校は限られている。

 東京都品川区立城南小は授業の様子をオンラインで生中継し、自宅でも学べるようにした。休み時間には教室からクラスメートが手を振って話しかけるなど、児童同士のつながりの維持にも役立っている。しかし、低学年は自宅で学習に集中するのが難しく、大幅な導入には慎重だ。宮崎朋子校長は「学校は友人と学び、関わりあう中で心を育む場所。なるべく学校を開き続けたい」と話す。

 

 指針策定

 

 子どものワクチン接種が進まない中、感染力の強いデルタ株のまん延により校内でのクラスター(感染者集団)の発生の懸念は根強い。地域一斉の休校には慎重な文科省だが、8月下旬に感染者がでた場合の休校判断のガイドラインを策定した。同一学級で複数の児童生徒の感染が判明すれば5~7日程度、学級閉鎖するとの目安を示し、別の学級に広がれば学年閉鎖、複数学年に及んだ場合は休校を実施するとしている。文科省幹部は「教育委員会や学校にオンラインの積極的な活用を促し、昨春の一斉休校のような学習に支障が出る事態を防ぎたい」としている。

 

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.9.8より抜粋・引用)

 

 

 新型コロナウイルスによる医療現場のひっ迫、私たちの行動制限と日々ニュースなどで報じられていますが、これからの未来を担っていく子ども達の教育の現場もとても大変な状況になっていますね。更に今までのパターンと違い、子ども達を中心とした感染拡大も報告の数も増えてきており、学校・家庭と対策に追われていることかと思います。オンライン教育の環境が完全に整備されている学校や家庭が県内にどれほどあるかは分かりませんが、一口にオンライン教育といっても学校、家庭にも多大な影響があることかと思います。

子ども達の教育環境を守っていくためにも、このまん防期間で感染者数をしっかり抑えて、幸先の良い10月をスタートしたいものです。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】県内求人7月 1.35倍

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

42回目は「県内求人7月 1.35倍」についてです。

 

 7ヶ月ぶり減少も高水準

 

 熊本労働局が31日発表した7月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0.06ポイント低い1.35倍で7ヶ月ぶりに前月比で減少に転じた。しかし、全国平均の1.15倍を0.20ポイント上回り、依然高い水準にある。全国での順位は16番目。半導体需要の高まりが製造業だけでなく、運輸、サービス業の求人に波及している。

 有効求人数は、前月比1.1%減の3万7278人で7カ月ぶりに減少。有効求職者数は3%増の2万7612人で3ヶ月ぶりに増加した。正社員の有効求人倍率(原数値)は1.03倍で、2カ月連続で1倍を超えた。新規求人倍率は2.06倍で前年同月から0.18ポイント上昇。上昇は4カ月連続となった。新規求人数は10.3%増の1万2302人。

 新規求人数を産業別にみると、製造業は前年同月比37.0%増の1291人。このうち、半導体関連の電子部品・デバイス・電子回路製造業、輸送用機械器具製造業などの求人が伸びた。半導体需要増の影響は、道路貨物運送業(264人、前年同月比25.7%増)、職業紹介・労働者派遣業(1026人、106%増)にも波及している。人手不足が続く建設業は1151人で42.8%増。新規常用求職者のうち、仕事をしながら職を求めている在職者が前年比12.4%増となり、増加は6カ月連続。熊本労働局は「在職者からは、新型コロナウイルスの影響で勤務先の先行きが見通せず求職活動をしている、との声がある」としている。

 

 全国失業率2.8% 2カ月連続改善

 総務省が31日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1ポイント低下して2.8%となり、2カ月連続で改善した。完全失業者数は前年同月比6万人減の191万人で、18カ月ぶりに減少した。卸売・小売業の就業者数が増えたことなどが要因。厚生労働省によると、有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇し1.15倍となり、これも2カ月連続の改善となった。完全失業者数の内訳は男性119万人、女性73万人。男性が前年同月比で3万人増え、女性は8万人減少した。

 

 コロナで破綻累計2千件に

 東京商工リサーチは31日、新型コロナウイルスに関連した全国の企業の経営破綻が累計2千件に達したと発表した。昨年2月の初確認から千件に至るまでは1年近くかかったが、コロナ禍の長期化でペースが加速し、約7ヶ月間で倍増。業績が回復せず、資金繰りに行き詰まって倒産する例が広がった。熊本県は27件。破綻企業の従業員数は判明した1879件の合計で2万493人だった。東日本大震災に絡む倒産は約10年間で累計1979件。コロナ関連は約1年半でほぼ同水準に並んだ。

 

 9年ぶりに離職者超過

 厚生労働省が31日公表した2020年の雇用動向調査によると、新型コロナウイルス感染を恐れて働くことを辞めた人や失業した人が増え、9年ぶりに離職者が入職者を上回った。年間の離職者は727万2100人で、入職者は710万3400人。転職者は469万2600人で、入職者の3分の2を占めた。

 

 102事業所に是正勧告

 熊本労働局は31日、長時間労働が疑われる125事業所を対象にした2020年度の監督指導で、県内の102事業所の法令違反を確認し是正勧告したと発表した。違反率は81.6%。月220時間の時間外労働を確認した業者もあった。最も多い違反は「違法な時間外労働」だった。調査対象の約40%に当たる50事業所で確認した。このうち、過労死ラインの一つ目の目安とされる月80時間超を確認したのは35事業所だった。3事業所は月200時間を超えていた。

 ほかに健康診断を実施していないなど「健康障害防止措置の未実施」が29事業所、「賃金不払いの残業」が11事業所あった。同じ事業所で違反の重複もあった。道路貨物運送業の違反事例では、労使が時間外・休日労働について定める36協定の上限(特別条項月70時間)の3倍超となる月220時間の例もあった。熊本労働局によると、積み荷の需要が増えたことが影響しているという。

 監督指導は従業員らからの情報提供や、過労死などの労災請求に基づいて行う。20年度は、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で前年度より対象事業所が118カ所減り、違反事業所も121カ所減った。

 

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.9.1より抜粋・引用)

 

 

 数字で捉える県内の景気は部分的ですが回復傾向にあるような印象を受けます。求人情報誌・ネット掲載の求人を見ても、様々な職種で様々な企業が募集していますね。不景気真っただ中でも慢性的に人手不足が続いています。仕事があっても人が集まらない…といった要因により売上回復に足踏みをしている企業も多々あると思います。本当は動き出したいがコロナ感染が怖く、一歩が踏み出せない方も多いと思います。感染拡大が落ち着き世の中の動きが活発化してほしいものです。経営破綻に、労働法違反…まだまだ明るいニュースにはほど遠い部分も垣間見えますが、着実に前に進み出していることかと思います。できることを一つずつ取り組んでいきましょう。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】ホテル学校 停滞の時こそ

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

41回目は「ホテル学校 停滞の時こそ」についてです。

 

 

 アルプスを望むスイス西部ローザンヌ。レマン湖のほとりに広がる景勝地だ。格付け本「ミシュランガイド」で2019年から3年続けて一つ星を獲得しているレストラン「べルソー・デ・サンス」を訪れ、テーブルに着いた。担当のエステル・キャリ(19)が週替わりのランチメニューを説明してくれるが、どこかぎこちない。選んだ白アスパラガスの一皿に合うワインは何かと聞いてみる。「実は…。お酒はあまり詳しくないんです」。後ろに控えていた男性がすかさずメモを手渡し、助け舟を出す。キャリアを指導する教官だった。

 

 世界最高峰

 フランス語で「感性のゆりかご」を意味するこの店は「ローザンヌホテル学校(EHL)」の中にある。1893年に創設された世界初のホテル学校。宿泊やレストランなどホスピタリティー(接客)業に携わる人材の養成機関として「世界最高峰」と称されている。一般の大学と同じく4年間、専門知識を教え込む。修士課程もある。約3700人が学んでいるが、キャリのようなスイス人は3割ほどで、残りは約120か国・地域からの留学生が占める。

 べルソー・デ・サンスのスタッフの4人に3人もEHLの学生。教育施設でありながら、一般客向けにも営業する異色店だが、予約は1ヶ月待ちの場合もある人気だ。学生らは毎週入れ替わり、給仕、調理、受付と、あらゆる役割を経験していく。レストランは、EHLの学食やカフェと同様、教官の指導を受けながら生徒が実務を担う「教室」だ。

 店を仕切っているのは、EHL講師のセドリック・ブハサン(41)。シェフとして北海道の三つ星レストランを率いたこともある。入学前に料理経験が全くないという若者も多い。しかし「最終確認は私がやるが、8割方は学生の手による調理だ」と明かす。「集中することが重要」と説き、調理場の壁にも「お静かに。料理中です」という標語を掲げる。「感性」を育むキッチンは、騒々しさや怒号とは無縁だ。

 

 多様な学生 接客の原点追及 別次元の打撃

 アルプスの大自然に恵まれたスイスは19世紀以降、登山鉄道敷設などの観光開発が進み、接客人材の需要が高まった。EHLをはじめ、約20のホテル学校を抱え、スペシャルリストを供給してきた長い伝統を誇る。「『ホテル学校といえばスイス』というのは昔から有名。他国からも高い評価を受けている」と話すのは、スイス有数の観光地、中部の古都ルツェルンの学校で学んだ石川尚之(44)。

 石川は2004年から、この地の老舗ホテルのフロントに立つ。業績はこの間、基本的に右肩上がりだった。特に10年代は「ものすごい好調」で、繁忙期には満室が続いた。だが新型コロナウイルスの大流行で状況は一変。09年に新型インフルエンザが広がった時も客足が減少したが「全く別次元のダメージを受けた」という。昨年夏の利用客は「例年の2割ぐらいの感じだった」と振り返る。今年1~3月はさらに悪化し、あまりの宿泊者の少なさに営業停止を余儀なくされた。

 他の観光地も例外ではない。昨年、スイスを旅した外国人客が使ったお金の総額は、前年のほぼ半分の94億スイスフラン(約1兆3000億円)に落ち込んだ。海外旅行が今ほど普及していなかった1990年代前半の水準。元に戻るのは早くても2024年以降と当局は見込む。吹き付ける逆風はかつてなく厳しい。

 

 過去最多600人

 ところが、不思議な現象が起きた。昨年9月にEHLに入学した学生が600人を超え、過去最多を記録した。教務責任者のフアン・ペレヨン(50)は「停滞する時期こそ、人は学ぼうとするのだ思う」と話す。人との触れ合いが制限されるコロナの時代。「学問と実践の融合」を通じ、ホスピタリティーの原点を追い求める姿勢が評価されているとペレヨンは胸を張る。「世界中から来た仲間と話し、接し、多様性と向き合う。EHLはそんな取り組みを重視している。人をもてなす力が身に付けば、あらゆる業種に生きてくる」。

 調理や給仕、清掃といった実習を担うのは1年生が中心。「経営者や指導者になろうとするなら、まずは現場で働く人たちの気持ちが分からなければならない」と職員の一人は説明する。不動産金融学を教える准教授の森政貴(46)は今年2月、英国の大学から移籍してきた。「厳しい状況に直面している業界を卒業生が支え、復活に寄与していくことが理想だ」と意気込む。「みんな目的意識がすごく高く、教えがいがある」と森は言う。講義で向き合う学生達から刺激を受けながら、コロナにあえぐホスピタリティー業の明日を紡ぐ。

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.8.30より抜粋・引用)

 

 

 新型コロナウイルスにおける世界の影響もまだまだ収まりが見えないようです。ミシュランガイドで一つ星レストランであっても客足が途絶えているとのことです。しかしながらそのホテル学校には過去最多の入学者を迎えたということ。記事の中にもありますが「停滞する時期こそ、人は学ぼうとするのだと思う」という言葉は、本当にその通りだと思います。順調にいっているときというのは、ひたすら現状の事を継続しがちなものですが、困難に直面すると、今までのやり方や考えを改め、新しい事、現状の改善など様々なことを様々な角度から見て考えるようになると思います。今、その転換期かと思います。今苦戦していることの中にはいくつものビジネスチャンスが眠っているのだと思います。社会の変化に取り残されないよう様々なアンテナを張り巡らし、この危機を乗り切りましょう。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】食品ロス削減 大手参入

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

40回目は「食品ロス削減 大手参入」についてです。

 

 「フードドライブ」店舗で回収・寄付  取り組み増 関心高まる

 

 家庭で余っている食品を回収して寄付する「フードドライブ」に、県内で大手コンビニチェーンやスーパーが相次いで取り組み始めた。住民が気軽に食品を持ち込める場所が増え、食品ロス削減に貢献できる環境が整いつつある。

 ファミリーマートは8月から、県内約200店舗のうち28店(10日現在)でフードドライブを始めた。賞味期限まで2カ月以上ある未開封の常温保存食品を常時受け付ける。店舗ごとに決められたNPOなどの「協力パートナー」が回収して活用する仕組みだ。熊本市南区の「熊本平成けやき通り店」は、店内のイートインスペースそばに回収ボックスを設置。県子ども食堂ネットワークの西田麻美さん(30)が週1度回収する。西田さんは、店長を務める同市中央区出水のカフェで月1回、子ども食堂を開いており、その食材などを使う。

 西田さんは「生活に身近なコンビニの取り組みはありがたい。地域での活用が広がってほしい」と期待。ファミリーマート広報部は、「住民が気軽に利用できるよう、実施店舗を増やしていきたい」と話す。同社は国連の「持続可能な開発目標(SDG’s)」推進に向け、4月からフードドライブを全国展開。実施店舗数は480を超えた。

 食品スーパー「ゆめマート」を展開するイズミも、4月から九州や中国地方の37店舗でフードドライブを開始。県内では玉名(玉名市)、田崎(熊本市)、大江(熊本市)、松橋(宇城市)の4店舗で受け付けている。7月23日時点で、4店舗で計約940個・210キロが集まった。小麦粉やお菓子、サラダ油などが寄せられており、フードバンク熊本に寄贈している。イズミ広報課は「地域の関心の高さを感じている」といい、取り組みを継続していく考えだ。

 食品販売の熊本ネクストソサエティ(熊本市)と熊本日日新聞社は2019年から、同市中央区上通のびぷれす広場で毎月、食品ロス削減を目指す即売会を開き、フードドライブも実施している。

 

 

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.8.20より抜粋・引用)

 

 

 今の時代大注目の取り組みですね!企業の垣根を越えて地域が1つになった様な気がします。直接的なジョイントではないかもしれませんが、1つの目的・目標に向かい一丸となって協力していくことが非常に大切ですね。問題が尽きない毎日ですが、身近で大きな食品ロス問題を身近なところから解決していく、出来るようでなかなか出来ないことだと思います。私たちも何か少しでも協力できることがあれば、地域貢献していきたいものです。企業が地域に根強く生き残っていくためにも、この地域貢献とはとても大切なことですね。日々変わる環境の中で、働き方も日々変化があります。スマイルシェアも柔軟に対応できるよう取り組んでいますので、お仕事探しはぜひこちらまで!皆様の応募お待ちしております。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】最低賃金 全国平均930円

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

39回目は「最低賃金 全国平均930円」についてです。

 

 都道府県 改定額出そろう  10月から適用

 

 都道府県ごとに決める2021年度の地域別最低賃金の改定額が全都道府県で出そろい、厚生労働省は13日、人口を加味した全国平均額は28円増の時給930円だったと公表した。目安制度が始まって以降最大の引き上げ幅。山形や島根など7県は国の中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)が示した引き上げ目安額の28円を上回る29~32円増だった。熊本など残り40都道府県は目安通りの改定。10月から適用する。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、消費拡大や経済の底上げのため1000円への早期引き上げを目指す菅義偉政権の意向が反映された形となった。企業の負担は避けられず、雇用への影響も懸念される。昨年度は安倍晋三前政権下で雇用維持を優先し、1円増にとどまった。目安額を上回った7県はいずれも、経済情勢などに応じて都道府県をAからDまで分類した場合に、最低賃金が最も低いDの地域。人手不足や若年層の流出を防ぐためには、コロナ禍でも目安額を超えた引き上げが必要だと判断したという。

 引き上げ幅は島根の32円が最も大きく、次いで秋田と大分が30円で、青森、山形、鳥取、佐賀が29円だった。改定後の最高額は東京の1041円に対し、最低額は高知と沖縄の820円。初めて全都道府県で時給が800円を超えたが、最高額と最低額の差は昨年度と同じ221円だった。

 地方の審議では、コロナ禍が収まらず厳しい経営環境が続いているとして経営者側は強く反対。有職者からなる公益委員と、大幅引き上げを主張する労働者側による賛成多数で引き上げが決まるケースも目立った。最低賃金を巡っては、労使と公益委員で構成する中央審議会が7月に目安額を答申。それを踏まえ、都道府県ごとに地方審議会を開き、額を決める。

 

 政権の意向反映  議論の在り方見直しを

 

 2021年度の地域別最低賃金の改定額が出そろった。40都道府県が国の中央最低賃金審議会が示した目安額通りに28円の引き上げ選び、大幅に引き上げに意欲を示す政府の意向を受け入れた。地域ごとに労使で適正水準を話し合うという審議会制度の目的は薄れつつあり、議論の在り方を見直す時期に来ている。最低賃金は生活に必要な費用や企業の支払い能力などを基に、都道府県単位で有職者と労使代表が議論して額を決める。先立って開かれる中央審議会が示す目安額には、法的な裏付けはない。

 だが、近年は経済財政運営の指針「骨太方針」などに方向性が盛り込まれ、中央審議会では有職者が主導して、その方向性に沿った目安額を答申。地方審議会では目安額を軸に議論が進む形が定着した。同じコロナ禍でも安倍政権下の昨年度は目安額を据え置き、菅政権下の本年度は大幅引き上げと正反対な結果となった。経営者側が「政府のさじ加減一つで決まる」(経済団体幹部)と反発するのも無理はない。

 都道府県ごとに労使で議論を促すのは、労働者が満足に暮らせる額と企業が雇用などに悪影響を与えず支払える額を、地域の実情を知る労使代表ですり合わせするためだ。全国的な指標は必要だとしても、例えば目安額に幅を持たせ、地方審議会の裁量を増やすなど実りある議論に向けた改革が求められる。

 

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.8.14より抜粋・引用)

 

 

 一長一短ある問題ですね。労働者が満足に暮らせる額の給与というのは、これからも世の中の変化に合わせて追及し続けなければならない課題だと思います。もしくはその金額の変動を世の中の変化として先駆けていくのか、これも非常に難しい問題だと思います。しかしながら雇用し、給与を支払う企業の体力も現在は懸念されます。熊本だけでなく、ここ数日大雨での水害報告、コロナ感染拡大禍での緊急事態宣言やまん防、10月から適用のタイミングとしては非常に難しい部分もあるかと思われます。額も28円と幅も大きいので、最低賃金付近で給与設定されていた企業は大ダメージは避けられないですね。そういった状況を一日でも早く打破するためにやるべきことは決まっていますね。皆で頑張っていきましょう。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】トヨタ最高益8978億円

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

企業の話題、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の動向、派遣の情報などをお届けしています。

38回目は「トヨタ最高益8978億円」についてです。

 

 4~6月 世界販売が急拡大

 

 トヨタ自動車が4日発表した2021年4月~6月期連結決算は、売上高が前年同期比72.5%増の7兆9355億円、純利益が約5.7倍の8978億円となり、いずれも4~6月期としては過去最高となった。世界販売が急拡大し、業績を押し上げた。自動車業界は裾野が広く、日本経済に好影響を与えそうだ。ただ世界的な半導体不足や資材高騰、新型コロナウイルス流行で先行きが見通せないとして業績予想は据え置いた。

 子会社のダイハツ工業、日野自動車を含んだグループの世界販売台数は49.3%増の275万9千台だった。新型コロナによる景気落ち込みからいち早く回復した米国や中国を中心に新車需要が拡大。人気のスポーツタイプ多目的車(SUV)やハイブリット車の新型車を続々投入することで需要の取り込みに成功した。地域別では欧州、アジアなど全ての地域で増益や黒字転換。特に北米が好調だった。純利益は、販売増に加え、円安傾向や諸経費の圧縮が奏功し、コロナ前の19年4月~6月期の6829億円と比べても大幅に増えた。トヨタは「収益体質がさらに強化できた」と説明した。

 一方、半導体不足や新型コロナの新興国での感染拡大で生産が10万台程度下振れした。22年3月期の業績見通しは従来予想を変えず、売上高が前期比10.2%増の30兆円、純利益は2.4%増の2兆3千億円を見込む。据え置いた理由について「半導体不足など、まだまだ予断を許さない状況にある」とした。22年3月期のグループ販売台数も1055万台の計画を維持した。

 

 新型車積極投入 コスト減も徹底

 

 トヨタ自動車が2021年4~6月期連結決算で過去最高益となったのは、徹底的なコスト削減を進める一方で、新型コロナウイルス禍でも高単価の新型車を積極的に投入し、稼ぐ原動力としたことが背景にある。少ない販売台数でより大きな利益を出せるよう、体質を改善した。本業のもうけを示す営業利益が売上高に占める割合を表す「営業利益率」は、12.6%。新型コロナ前の19年4~6月期の9.6%を大きく上回り、過去最高となった。製造業では、5%程度が平均とされる中、2桁は目を引く。

 それを支えたのは営業戦略だ。スポーツタイプ多目的車(SUV)やハイブリッド車(HV)といった高価でも売れる高付加価値の車を続々と打ち出し、販売台数を伸ばしながら、1台当たりのもうけを増やすことに成功した。生産面では、新型コロナ流行で工場が停止した際、効率的な工程を追及したことが貢献。オンラインでの会議や打ち合わせを増やすことで出張を減らし、経費圧縮につなげた。

 

 🔍ズーム トヨタの業績

 リーマン・ショックで2009年3月期連結決算で純損益が4369億円の赤字に転落。その後は東日本大震災の影響で一時的な落ち込みはあったものの、中国市場の成長などで経営の立て直しに成功。19年3月期に国内企業で初めて売上高30兆円を突破した。21年3月期は売上高が前期比8.9%減の27兆2145億円、純利益は10.3%増の2兆2452億円。

 

 

(熊本日日新聞 2021.8.5より抜粋・引用)

 

 各業界が非常に苦しい中で、この3月期に過去最高の利益を出した企業さん。大変興味が湧きます。背景としては商品戦略とのことです。高単価、高付加価値の車を続々投入し、さらにヒットさせるという戦略は詳細が非常に気になります。苦境を乗り越え、ここまで到達するためにはそれだけのプロセスがあったのだと思います。トヨタさんといえば本をたくさん出版されており、私も何冊か読みましたが大変勉強になります!というより私の読んだ中では、生産工程の生産性を向上させるための取り組みや、片付けを徹底し無駄の排除することにより、生まれる時間の有効活用、またその生産性向上における相乗効果。この考え方を私たちの仕事へと落とし込むと、現状の改善に必ずつながると思っております。苦しい今をどう乗り越えるか?目的を持ち、その手段と方法、計画的に取り組み、力を合わせてこの危機を乗り越えていきましょう。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】最賃上げ目安28円伝達

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

熊本の企業の話、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

37回目は「最賃上げ目安28円伝達」についてです。

 

 熊本労働局 地方審議会協議へ

 

 熊本労働局は28日、熊本地方最低賃金審議会(会長・高峰武 熊本学園大特命教授)に、2021年度の最賃引き上げの目安額28円を伝達した。28円は最賃が時給ベースになった02年度以降、最大の引き上げ幅。審議会は今後、目安額に県内の雇用情勢や地域間格差などを加味し、引き上げ幅を決定する。現行の最賃は全国平均より1円高い793円。国の中央最低賃金審議会は16日、全国一律に28円引き上げる目安額を厚生労働省に答申。目安額は例年、各都道府県の経済状況などからA~Dの4ランクに分けて提示され、熊本は最低のDランクとなっていた。審議会は早ければ8月5日にも引き上げ幅を決め、熊本労働局長に答申する予定。21年度の最賃の発効は10月を見込んでいる。

 

 県内中小 「賃上げ認められぬ」 コロナ、豪雨で苦境「真摯な議論を」

 

 熊本県内の2021年度最低賃金(最賃)改定を巡る審議会の議論が28日、本格化した。過去最大28円の引き上げ目安に対し、新型コロナウイルス禍や豪雨災害で苦境にある県内中小企業の経営者らは「到底認められない」と強く反発しており、協議は難航が予想される。現行の県最賃793円は全国最低水準のDランク。国は中央最賃審議会の答申を受け、全国一律28円の引き上げ目安を各地方審議会に伝達した。熊本の最賃が目安通りに引き上げられれば、最賃を時給で示すようになった02年度以降で最大だった19年度と同額の上げ幅となる。

 「コロナ禍の今、これだけの賃上げは受け入れがたい」。熊本都市圏のホテル経営者は頭を抱える。コロナが直撃し、売り上げは3分の1以下に激減。パートなど非正規従業員の給料は県最賃を基準に支払っており、最賃の引き上げは即、人件費の増加と経営悪化に直結するという。「そもそも雇用を維持するために雇用調整助成金を受給している状況で、賃上げできるのか疑問だ」と首をひねる。

 一方、人手確保のためアルバイトの時給を平均900円程度まで引き上げてきた熊本市内の居酒屋は「最賃が28円上がったとしても、ただちに大きな影響はない」とみる。警戒するのは全国チェーンの同業者の動きだ。「東京の賃上げに合わせて県内店舗でも1100~1200円に上げる可能性があり、対応を考えなければならない。売り上げが回復していないのに、賃金だけが上がるのは痛手だ」と訴える。

 昨年7月の豪雨災害に見舞われた人吉市。小売業の経営者は「再建途上の大事な時期に、これだけの賃上げをすべきなのか。地元の経営者は皆、納得できないと言っている」と話す。県内の経済3団体は16日、目安額28円に反対する異例のコメントを発表した。3団体の1つ、県中小企業団体中央会の櫻井一郎会長は、「最賃の引き上げの方向性には反対しないが、熊本地震、コロナ、水害の三重苦を受ける熊本の特殊性を考えると、一律28円の引き上げはあまりに乱暴。審議会での真摯な議論に期待する」と語る。

 一方、連合熊本は県内の労働者が最低限の生活を営むことができる時給を930円と見積もっており、「現行とは開きがある。コロナ禍前の賃上げの流れを止めるべきではない」と主張する。中央最賃審議会では経営側の委員が反対し、前回一致での決着の慣例が破られた。県審議会の労働者代表委員の一人は、「ワクチン接種が進むなど昨年とは状況が異なり、今年は28円以上の上げ幅を目指す。使用者側との議論は中央と同じく厳しいものになる」と話している。

 

 

(熊本日日新聞 2021.7.29より抜粋・引用)

 

 最低賃金の引き上げ、労働者にとっては非常に嬉しい事ですね。普段働いていて時給が28円上がることってなかなか無いですよね。私が若かった頃は求人に出ていた時給が600円台だった記憶があります。確かに時代の変化が一番ではありますが、それに合わせて最低賃金も大きく変わりました。28円、少なく感じるかもしれませんが雇用人数・勤務時間を考えると、経営側からすればそれなりのお金が動きます。売り上げが回復しきれていない現状に加え、緊急事態宣言、まん防の発令に伴い、さらに企業のクビは締まるばかりです。なんとも白黒つけるにはいろいろなことが起こりすぎている今の日本です。労働者が守られていることを実感できる政策ですが、今一度企業にもフォーカスをあて、救済措置が必要であるとも思います。熊本もコロナ感染拡大しつつあり、8月22日までまん防発令されています。このタイミングで感染を抑え込み、行楽の秋への準備を進めていきましょう。

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】世界文化遺産3年 崎津集落の歩み

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

熊本の企業の話、地域の新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

36回目は「世界文化遺産3年 崎津集落の歩み」についてです。

 

 「道の駅」増え 周遊性向上

 昨年の大型連休(4月29日~5月6日)に天草市河浦町の崎津集落を訪れた観光客は、新型コロナウイルス禍で645人に激減した。しかし、今年(4月29日~5月5日)は4843人と大幅に回復。改めて人気の高さを示した。2018年7月の崎津集落の世界文化遺産登録は、道の駅の新設や民間による新たな旅行商品開発など、観光浮揚に向けた取り組みを活発化させる契機となった。観光客の周遊を促し、滞在時間の延長を目指して「七つの道の駅構想」を進める天草市。「崎津集落ガイダンスセンター」は、登録直後の18年12月、土産物なども販売する道の駅「崎津」に生まれ変わった。

 翌年6月にはイルカウォッチングの拠点となる「市イルカセンター」(五和町)、今年3月には住民手作りのかかしを展示する「宮地岳かかしの里」も開業。これで道の駅は5カ所となった。平山高広・市観光振興課長(53)は「道の駅は循環型観光の拠点だ。周遊性が増し、大型連休の崎津集落への来訪者の増加にもつながった」と胸を張る。

 

 観光活発化の契機に

 ただ、道の駅「崎津」には飲食施設がないことから、戸惑う観光客もいるという。市観光振興課は、集落観光や教会拝観のマナーなどを説明する場としての位置付けを強調。「登録後、集落内には新たに2軒の飲食店が出店し、現在3軒ある。飲食できる場所は、職員が周辺の店の含め案内している」と【役割分担】に理解を求める。崎津集落を核とした周遊性の向上は、周辺の観光スポットにも好影響を及ぼしている。

 例えば「天草のラピュタ」と呼ばれるアコウの木が人気の同市天草町の西平椿公園にも、大型連休中は大勢の観光客が訪れた。公園を管理する西平カメリアクラブの白迫修一会長(69)は「コロナ禍の中、ドライブぐらいは楽しもうと思った人が多かったようだ。道の駅が増えた効果は大きい」と歓迎する。

 民間業者も新たな取り組みを始めている。九州産交ツーリズム(熊本市)は、崎津集落を海から眺め、「天草版青の洞窟」と称される伏魔洞を巡るクルーズツアーを開始。出発地の下田温泉(同市天草町)からも期待の声が上がる。下田温泉旅館組合の藤本貴士組合長(47)は「崎津集落の世界文化遺産登録という好機を、それだけに終わらせるわけにはいかない。新たな道の駅や伏魔洞を生かして魅力を増やし、これから巻き返したい」と力を込める。

 

 

(熊本日日新聞 2021.7.25より抜粋・引用)

 

 私も趣味の魚釣りで以前何度か足を運んだことがある町です。日中はとても海がきれいで夜は空気も非常に澄んでいた為か、星空がとてもきれいだった記憶があります。コロナの影響で観光客も減り、大変なご苦労があったことかと思います。しかしながら今までの当たり前が無くなった時にしか、その状況を打破する為の知恵というのは出てこないものだとも思います。その努力が実った時というのは、想像もしていなかったような相乗効果や影響があるものだと思います。オリンピックも盛り上がり、活気に満ちている今日この頃ですが、その傍らでは確実に増え続けているコロナウイルス新規感染という恐怖もあります。現状否定をモットーに日々改善!上記記事のような取組事例を参考に新しい生活を構築していきましょう。

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】繊維企業の人権対策強化へ

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

35回目は「繊維企業の人権対策強化へ」についてです。

 

 政府、指針策定を要請

 経済産業省は12日、国内の繊維企業の取引先で強制労働や不当な低賃金といった人権侵害が行われていないかどうかを確認するための指針の策定を、業界団体に求める方針を決めた。中国による人権侵害が指摘される新疆ウイグル自治産の綿の排除が世界的に進んでおり、日本政府もサプライチェーン(供給網)全体から人権侵害を排除する体制を強化する。指針は、繊維関連のメーカーなどでつくる日本繊維産業連盟が国際労働期間(ILO)と協力して2022年をめどに策定する。企業が、取引先労働者の人権を侵害していないかどうかを調べる際に活用してもらう狙いがある。

 新疆綿は品質が高い割に価格が安いことで知られるが、強制労働で生産された疑いがあるとして、製品に使用する企業には国際的な批判が出ている。国内の衣料品メーカーではミズノが使用中止を決めた一方、良品計画は「重大な人権侵害はなかった」として使用継続を決めた。経産省は12日、国内での繊維業界の人権対応をまとめて公表した。紡績から縫製の各団体で、企業が受け入れている外国人技能実習生に対する割増賃金の不払いや違法残業が指摘されていると明記。指針を新たに策定して労働者の権利を保障し、実習生の処遇改善につなげたい考えだ。

  最終製品を提供するアパレル企業に対しては、労働者の人権侵害がどのような経営リスクにつながるかを分かりやすく説明する方針を示した。

 ウイグル問題 日本企業も捜査

 経済産業省は、衣料品の生産工程で人権侵害の有無を確認する指針を策定するよう繊維業界に求めた。背景には、強制労働の懸念がある新疆ウイグル自治区産の綿を使用するアパレル企業への批判が欧米を中心に広がっていることがあり、日本企業が海外当局の捜査対象になるケースも出ている。

 捜査対象になったのは衣料品店ユニクロのフランス法人。フランスの人権擁護団体などが、ウイグルの強制労働に絡む製品で利益を得たとして告発し、フランスの捜査当局が捜査に乗り出した。フランス法人を傘下に置くファーストリテイリングは、第三者機関などによる監査で国や地域を問わず強制労働が確認された事実はないとしており、「強制労働がないことを再確認するため、捜査に全面的に協力する」としている。

 グンゼは、靴下の一部に使っている新疆綿を他産地の素材に変更することを検討。強制労働など人権に反する行為は認められなかったが、国際的な世論に配慮する。業界関係者は「衣料品はブランドや品番が多く、産地をたどるのは難しい」と頭を抱える。一方、生活雑貨「無印良品」を展開する良品計画は新疆綿の使用を続ける。第三者による監査で重大な人権侵害は確認されず、強制労働があれば受けられない綿の国際認証も得たという。

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.7.13より抜粋・引用)

 

 国内生産や国内企業であれば、目が届きやすいことでも海外拠点ともなると知らない、分からないことが多いですね。繊維業界に限らずコストを安く、更に大量生産ともなれば海外における生産拠点の確保はマストであります。しかしながらその労働環境となれば私たちは知らないことだらけですね。強制労働の事実はあってはなりませんが、このような記事がピックアップされ、日ごろ私たちが着用している衣類の生産背景を知る機会ですね。国内においても同じことが言えると思います。今後も人権・労働者を守るための仕組みが加速していって欲しいものです。

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】コロナ禍 就職活動に変化

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

34回目は「コロナ禍 就職活動に変化」についてです。

 

 新型コロナウイルスが今も、県内大学生の就職活動に影響を与え続けている。一部業種では採用に意欲を見せているものの、業績悪化が続く航空業界などは採用を見送るケースもあり、余儀なく進路選択の見直しをする学生もいる。

 「採用が無いと知った時は涙がでた」。航空会社の客室乗務員を目指していた熊本学園大4年の城本奈央さん(熊本市)は各社の採用見送りを知った時の衝撃を語った。城本さんは大学で勉強しながら専門学校に通い、夢の実現に向けて努力を重ねてきた。

 オンライン面接 自己PRに腐心

 「就活を見送って来年のチャンスを待とうか」とも思案したが、別の業種の企業も視野に就活を始めた。コロナ収束に見通しが立たない状況の中、「可能性を広げ、社会人としてのスキルを磨こう」と前向きに切り換えたという。そして慣れないオンライン採用面接に臨んだ城本さん。これまで勉強してきたことを生かしながら、「面接官と、できるだけ目を合わせ、自己紹介する際も、名前を覚えてもらえるような言葉選びを心掛けた」。また大分県別府市の立命館アジア太平洋大4年の中川清華さん(宇城市出身)は、コロナ禍で対面での会社訪問ができず、「ビビッとくる」(中川さん)企業選びに苦労したという。「画面越しでは、オーバーリアクションぐらいでないと相手に熱意が伝わらない。笑顔も大切です」。

 負担大きい県外 安定求め地元に

 コロナ感染拡大など将来への不安から、安定・地元への就職を優先する学生の声もある。熊本学園大4年の中村朱李さん(熊本市)は、地元勤務を条件に5.6社に絞った。県外での就職は金銭的負担が大きいことが理由だが、「コロナで社会や生活がどうなってしまうか分からないから」と明かす。その後、県内の食品メーカーに内定した中村さんは、「今年は公務員や郵便会社の人気も高い。学生達は安定を求めているからではないか」と話す。

 一方で、7月を迎えても粘り強く就活を続けている女子学生も。彼女は既に教育関連の会社など複数社からの内定を得ているが、「海外に渡って子どもたちを支援するのが夢。その夢につながる仕事がしたい」と、今後も就活を継続する考えだ。(藤山 裕作)

 

 

(熊本日日新聞 2021.7.10より抜粋・引用)

 

 コロナ禍での就職活動における課題・不安は山積みのようです。画面越しでの面接も非常に神経を使いそうです。表情が読みとりにくい、感情が伝わりにくいといった問題もあるようで、オーバーに自分の感情を伝えなくてはなりませんがとても難しそうです。更に経済の乱れも含め、先の見通しが立て辛い状況になって仕事選びも難航していることかと思います。しかしながらワクチン接種のスピードも加速してきており、私自身も先日1回目を接種して参りました。日常を取り戻すことはなかなか難しそうですが、新たな生活様式を確立するためにも節度ある行動をとっていきましょう。

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】20年度税収 過去最高

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

33回目は「20年度税収 過去最高」についてです。

 

  60.8兆円 製造業中心に業績好調

 国の2020年度の税収が想定を5兆円上回り、60兆8千億円程度になる見通しであることが30日、分かった。18年度の60兆3563億円を抜き、過去最高を更新する。新型コロナウイルスの影響が懸念されたが、製造業など一部大企業の業績が好調で法人税収が伸びた。19年10月の消費税増税の効果が年間を通して出たことも税収全体を押し上げた。

 管義偉首相は30日の新型コロナ関係閣僚会議で「税収がこれまでの最高額を上回る見込みだ。今後も経済運営に万全を期す」と述べた。政府はコロナ禍で企業業績や個人消費が低迷していることを受け、昨年12月時点で税収は55兆1250億円と予想していた。しかし年度後半以降、米国や中国の景気回復を背景に自動車などの輸出が伸び、製造業を中心に業績の改善傾向が続いていた。巣ごもり需要でゲームなどの産業も好調だった。

 飲食や宿泊などコロナ禍で大きな打撃を受けた企業も多いが、もともと赤字で法人税を納めていない中小企業が多く、税収の影響は限定的だった。コロナ禍での税収増は、業績回復が顕著な大企業製造業と、低迷が続くサービス業との格差が開く「K字経済」が深刻化している表れでもある。消費税率が10%に引き上げられた効果も大きい。東京財団政策研究所の森信茂樹研究主幹は「消費税は景気に左右されにくく、税収においては大きな役割を果たしている」と分析した。

 ただ過去最高の税収を確保しても、歳出規模には遠く及ばない。20年度には新型コロナ対策で3度の補正予算を組み、一般会計の歳出総額は175兆円超に拡大。税収との差額の多くは国の借金である国債で賄っている。政府が掲げる財政健全化の目標達成は依然として厳しい。

 鉱工業生産指数5月は5.9%低下

 経済産業省が30日発表した5月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は前月と比べて5.9%低下し、94.1となった。低下は3カ月ぶり。世界的な半導体不足の影響などで自動車を中心に幅広い分野で落ち込み、下げ幅は20年5月(10.5%低下)以来の大きさとなった。生産指数は今年4月に新型コロナウイルス感染拡大前の20年1月(99.1)を超えて100.0まで回復していたが、再びコロナ前の水準を下回った。基調判断は「生産は持ち直している」で据え置いた。

 

 

(熊本日日新聞 2021.7.1より抜粋・引用)

 

 新型コロナウイルスの継続的な拡大で世界的に、様々な業種での影響が続いております。上記記事のように回復傾向にある企業もあれば、飲食・サービス業が緊急事態宣言・まん防などの営業で非常に苦しい日々が続いています。それに付随し、県産農林水産物の販売が低迷している現状も同新聞にて記載してあります。ワクチン接種も加速し、県内新規感染者数も抑えられている状況です。熊本豪雨から1年の節目でもあります。これを機に節度ある行動を心掛け、皆さんの力で熊本の経済を盛り上げていきましょう。

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】若い世代 接種消極的? ワクチン機会県内でも広がる

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

32回目は「若い世代 接種消極的?  ワクチン機会県内でも広がる」についてです。

    熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

 

  「副反応怖い」…浸透未知数

 企業や大学などで新型コロナウイルスワクチンの「職場接種」が始まり、県内でも若年層へ接種機会が広がっている。だが、若いほど副反応の症状が出やすいことから、接種に消極的な声もある。専門家は「収束のために若い世代も接種を」と呼びかける。順天堂大(東京)は、ファイザー製ワクチンを先行接種した医療従事者約2万人を調査した。その結果、発熱などの副反応は1回目より2回目、年齢が若いほど発生の頻度が高かった。2回目接種後に37.5度以上の発熱があったのは20代の50%で、全年代で最多。30代46%、40代38%、50代29%、60代17%、65歳以上9%と年齢を追うごとに低くなっていた。また、2回目接種後に20代の76%が全身倦怠感、62%が頭痛を訴えていた。どの症状も男性より女性に多くみられたという。

 厚労省によると、ワクチン接種後に死亡した例が13日時点で277件あるが、専門家は「ワクチンとの因果関係は評価できない」などとしている。アレルギー反応「アナフィラキシー」の発生件数は238件で、100万回当たり10件。職場接種や、県が8月から実施予定の「広域接種センター」(益城町)ではモデルナ製ワクチンが使用される。同大の調査では「副反応はファイザー製と同様の傾向がみられる」としており、若い世代が接種に消極的な理由の1つになっている。

 長崎国際大(佐世保市)は、学生や系列の高校生らにアンケートを実施した。約2200人からの回答のうち、「接種する」「どちらかといえば接種する」は合わせて48%。希望しない理由は「副反応が怖い」が最も多かった。担当者は「ネットや周囲からの不確かな情報で不安感が増しているのではないか」と分析する。ワクチンを打ちたくない人への配慮を求める声もあり、若年層への浸透は未知数だが、「社会全体でコロナを収束させようとしている。感染者の多い世代が打つことには意味がある」と、福岡歯科大医科歯科総合病院の岡田賢司予防接種センター長は指摘する。

 熊本大大学院生命科学研究部の松岡雅雄教授(ヒトレトロウイルス学)も「コロナへの対抗策は基本的にはワクチンのみ。発症予防の有効性は高く、接種するメリットは大きい」としている。学生や教員ら約1500人を対象に職場接種を予定している熊本保健科学大(熊本市)では、個別に説明会を開き、副反応や接種について伝えている。担当者は「実習先の医療機関から接種を求められることもあり、大学としては推奨するが、打つかどうかはあくまで学生の任意」と話している。

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.6.27より抜粋・引用)

 

 

 

 なんとも非常に難しい問題です…今や世界が抱える問題の1.2を争う内容かと思います。現状記事にもありますように「予防」することしか対抗策が無い以上ワクチン接種するしかないのではという風には思います。しかしながら年代別の副反応発生率、死亡者まで報告されているのですから、恐怖感を抱くのも当たり前のことだとも思います。しかしながら自分の事だけでなく、家族、職場、友人関係など大切な誰かを守るためにワクチン接種するにしろしないにしろ、再度気の引き締めどころかと思います。これからも皆で頑張っていきましょう!

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】プログラミング教室 県内小学生50人学ぶ

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

31回目は「 プログラミング教室 県内小学生50人学ぶ」についてです。

    熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

 

   めっちゃ面白い!

 「プログラミングってめっちゃ面白い」。くまTOMOは12日、びぷれす熊日会館(熊本市中央区)の「びぷれすイノベーションスタジオ」で、プログラミング教室を開きました。参加した小学生は、熊本高専キャンパス(合志市)の先生や学生の指導で、ネコのキャラクターを動かすプログラムを作りました。

 教室はオンライン配信され、4年生から6年生約50人がスタジオや自宅で楽しく学びました。参加者は、世界中の子ども達が使っているプログラミング言語「スクラッチ」で、ネコを動かす課題にチャレンジ。タブレット端末などを使って「10歩動かす」などの命令ブロックを積み重ねました。「上から下に並べて順番に実行するのが基本です」。熊本高専の藤井慶先生(44)がポイントを伝授すると、ネコが画面上を走り回ったり、鬼ごっこをしたりするプログラムを次々に仕上げました。

 「よしできた!」。気合いの入った声を上げたのは熊本市立清水小5年の松田光平君。「ネコが捕まった時の言葉を工夫しました。改造できるから面白い」。熊本市山東小6年の安達歩君は、弟の逞君(4年生)と参加。「入力をうまくできるようになりたい。スクラッチは初めてだけど楽しい」と話していました。最後の課題は「リンゴ採りゲーム」。ネコを上手に動かしてリンゴに触れたらクリア、ネコが画面の端に触れたらゲームオーバーです。命令ブロックの数が増えて難易度がアップしたため、「並べる順番が難しい」といった声が参加者から上がりましたが、みんなはあきらめずに取り組んでいました。指導した熊本高専5年の上土井茜さん(19)は「小学生の自由な発想に驚きました」。小山善文先生(62)は「プログラミングを学び、マスターすると可能性が広がります。今後もチャレンジしてください」と、最後に参加者にメッセージを送りました。

 

 

 

(熊本日日新聞 2021.6.20より抜粋・引用)

 

 勉強になります!私たちは「プログラミング」と聞くときっと、難しそう、わからないといった印象を抱くことでしょう。確かにそうだと思います。簡単ではないはずです。ですが同記事において、熊本高専・藤井慶先生より上達のヒント!「国語の作文に似ているよ」とのこと。小学校の授業で必修化されているプログラミングをどう学んでいくかについて、「プログラミングの内容は一教科に限らず、複数の教科につながっており、特に関係が深いのが国語。命令ブロックを組み合わせる作業は、自分の考えをまとめる作文と似ています」。と、お話されております。

 今回の記事のように物事の入り口の設定を「高度で難しいもの」というよりは「身近に触れているもので面白いもの」とすることにより、遊びの中で学び、それが他のことにつながり、苦手ななにかを克服するための解決策になりそうです。なにかと物事を難しく考えてしまい、ガチガチに固まってしまった私たちの頭も、上から下に順番に並べて考え、再構築することで自分の脳内もプログラミングすることで整理することができそうですね。

 

 

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】住宅模型 多様なニーズ

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

30回目は「 住宅模型 多様なニーズ」についてです。

    熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

 

   「営業に使いたい」「思い出残したい」

 建物の防水塗装などを手掛ける「フジプルーフ工専」(熊本市南区近見)が10年ほど前から制作している住宅模型キットが、全国に販路を広げている。住宅メーカーが営業用に活用するほか、「家の思い出を残したい」など、多様なニーズに応えている。同社の総務担当、藤本純笑さんによると住宅模型は従来、若手の設計士や住宅メーカーの社員らが手作りすることが多いが、時間がかかる上に仕上がりの差が大きいという。

 そこで同社は、建物の平面図と立面図を基に設計士が図面を作り、厚さ2~3ミリのスチレンボードをカットした模型キット「dekita(デキタ)Ⅰ」(標準的な住宅で1万2100円から)を開発。住宅メーカーなどに販売している。組み立てた模型は実際の建物の60分の1の大きさ。間取りや階段なども再現され、屋根や床を取り外して内部の様子を確認できる。メーカーの営業マンが”最後の切り札”として顧客に模型を見せることで、契約につながることも多いという。藤本さんは「全体像をつかみやすく、同じ物を見ながら打ち合わせできるのが模型の利点。組み上げる過程で図面の矛盾が明らかになり、設計士から感謝されることもある」と話す。

 特注でマンションの間取りや大型ビル、健康診断用の大型車両も制作。当初、想定していなっかた鉄道ジオラマ用や、家主から「取り壊すことになった家の思い出を残したい」という注文もあるという。また、同社は接着不要で組み立てられる「dekitaⅡ」や、建築を学ぶ学生向けの「アカデミック版」を商品化。今後は高齢者施設の入所者が気軽に工作を楽しめるキットも開発する方針だ。組み立てる時間や技術がない顧客に向けては、同社の「模型士」が完成させて届けるサービス(8800円から)も。子育てなどで外で働けない人の雇用にもつながっている。

 同社はこれまで制作した模型を一堂に集めた博物館を2019年9月、同社近くに開設。「家づくりを考えている人や、アイデアを求める建築士らに見てもらいたい」と藤本さん。博物館で一定期間展示した模型はネット販売しており、映像制作者が背景用などに購入するケースも。藤本さんは「住宅模型を事業として営む会社は全国的にも少ない。収益の柱に育てていきたい」と意気込む。(※博物館は入館料350円)

 

 

(熊本日日新聞 2021.6.13より抜粋・引用)

 

 

 個人的にとても好きな内容の記事です。本当に面白い取り組みだと思います。持ち前の技術を活かし、自社の新しい取り組みを上記のように、様々なニーズに向けての提供、改善、また高齢者施設の方々への工作キット、更に在宅ワーカーへの雇用にもつながっているとは大変驚きです。常に一つの事柄を違う角度から見続けた結果ではないかと思います。平面的なものを立体的に、実際に組み立ててみないとわからなかった図面の矛盾点など、設計士さんからしても新しい観点で発見があると思います。なにかと行き詰まることの多いここ最近の世の中ですが、このように物事をただ正面から見るのではなく、立体的に上から・下から・360度じっくり見ることで、今起こっていることの何かが改善に導けることを発見できそうですね。

 

 昨日の熊本の新型コロナウイルス新規感染者数、なんと0人!でしたね!これからも皆さんの力で熊本を守っていきましょう!

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】守れ 金魚の灯 高級な観賞用切り札

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

29回目は「 守れ 金魚の灯 高級な観賞用切り札」についてです。MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

    熊本の企業の話、新たな取り組み、今を賑わす世の中の話題、派遣の情報などをお届けしています。

 

   新たな顧客獲得へ

 新型コロナウイルスの感染拡大で、苦境に立つ長洲町の金魚養殖業者。相次ぐイベント中止で金魚すくい用の需要回復は見通せないが、厳しい状況を打開しようと、新たな動きも広がっている。多くの業者が切り札として期待するのが、観賞用の高級金魚だ。

 アクアランド徳永(長洲)では昨年度、金魚すくい用だけで約300万円もの売り上げが消え、年間売上高は2割減った。ただ、「観賞用金魚の需要は落ちず、むしろ少し増えているように感じる」。コロナ禍でステイホームが広がったことに、同社の徳永吉宏さん(30)は希望を見いだそうとしている。そこで本年度から観賞用として人気のリュウキやオランダシシガシラの生産を増やす計画を立てた。1匹3千円~5千円台が売れ筋になると予想し、「まずは、この価格帯の金魚の生産を今よりも30%は増やしたい。そのために、今年から設備投資を始める」。

 1968年創業の長洲錦鯉センター(長洲)も高級金魚に照準を定める。種類もこれまでの倍となる8種に増やす計画だ。ただ、養殖方法が品種ごとに異なるため「一朝一夕に種類を増やすことは難しい。昨年は稚魚の生存率が悪く、失敗の連続だった」と、センターの宮地万里子さん(53)。ただ、「地元には仲間がいる。それぞれの得意分野を共有しながら、少しずつ質を高めたい」と前を向く。これまで30年以上にわたり品種改良を手掛け、4品種を生み出してきた松井勝二郎・町養魚組合副組合長(74)も「珍しい高級魚の需要は年々高まっている。質が良いものを作れば、お客さんは付いてくる」と話す。

 夏の風物詩の金魚すくいを、手軽に体験してもらうユニークな試みも始まった。アクアランド徳永は昨年夏、金魚30匹に金魚をすくうポイが30枚付いた「おうちで金魚すくいセット」(3500円)を発売、約100セットを売った。同社は「採算は度外視。金魚すくいの文化を途切れさせたくないという思いを込めた」と、今夏も販売を続ける。

 同社は町の養殖業者を紹介するパンフレットの作製も構想中で、「陶器市のような感覚で長洲を訪れてもらい、お客さんにお気に入りの金魚を見つけてもらえれば」と徳永さん。長洲金魚の魅力を積極的に発信し、新たな顧客獲得につなげる。「悲観はしていない。伝統を守ってみせる」と先を見据える。

 

 

(熊本日日新聞 2021.6.6より抜粋・引用)

 

 

 この逆風を逆手に!本当に心強く、素晴らしい取り組みですね。ここ最近夏祭りも開催されず、夏の風物詩「金魚すくい」を見かける機会も減ったように思います。ひと昔であれば夏祭りに行き、金魚すくいをして持って帰り、翌日必要な水槽などのセットを購入しにホームセンターへ……エサやり、水槽掃除等お子さんが初めて生き物を育てる!ということを体験する機会になったという方も少なくないのではないでしょうか。蔓延防止等重点措置の効果もあり、日々の新規感染者数も減少傾向にある今日この頃です。ワクチン接種についても急速に進んでいますね。少しづつではありますが、回復の傾向が見られます。また以前のようにイベントが増えだしたときに「いつもの金魚すくい」が見られるように、私たちの力で「金魚救い」していきましょう。

 

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】鶴屋 オンライン強化で集客

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

28回目は「鶴屋 オンライン強化で集客 」についてです。MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

    毎週、労働者を巡る様々なトピック、人事労務問題、人材教育、派遣の情報などをお届けしています。

 

  コロナ対応 売り場も一部改装

 27日就任した鶴屋百貨店の福岡哲生社長は熊本日日新聞社のインタビューに応じ「本館売り場の一部改装やオンラインを活用した集客などで、新型コロナウイルスに対応していく」と本年度の事業方針を明らかにした。

 大型商業施設の開業などで県内の流通小売業の競争が激しさを増す中、同百貨店は熊本市の中心市街地核店舗として各種施設で消費を促し、一帯の活性化につなげる。一部改装は本館2階で計画。熊本初出店や、期間限定の「ポップアップショップ」で人気を博したファッション関連の店舗を検討している。オンライン集客では、物産展を動画でライブ配信。写真共有アプリ「インスタグラム」で商品を紹介しながら視聴者と交流し、新たな客層も取り込む。

 電子メールを活用するなどして、10万人を超える会員顧客との接点も強化する。福岡社長は「伝統を重んじ、王道である百貨店らしい接客を重視し、愚直に店づくりを進めていく」と話している。

 21年2月期決算は、売上高が前期比21.2%減の419億100万円、純損益は赤字に転落した。コロナによる外出自粛の影響で衣料品などが振るわなかった。22年2月期は一連の取り組みや経費削減で増収、黒字転換を目指す。

 

(熊本日日新聞 2021.5.28より抜粋・引用)

 蔓延防止等重点措置の適用もあり、営業時間等の制約により、小売店さんや飲食店さんなど非常に苦しい日々が続いている様です。しかしながらその効果もあってか、少しづつ新規感染者数は減りつつあるように思います。新型コロナウイルスとの戦いは今年だけに限らずこれから永い戦いになりそうです。そんな中、上記記事のように伝統を大切に、これからの生き残りにために新しいことに挑戦、既存のお客様を大切にしながら新規のお客様も取り込む。大変素晴らしいことだと思います。暗いニュースが多い中、鶴屋さんのように前を向いて新しいことに取り組む姿勢というのは、今の私たちにとっても非常に大切なことですね。今後の動きが楽しみですね。

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】県内まん延防止開始

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

26回目は「 県内 まん延防止開始」についてです。MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

    毎週、労働者を巡る様々なトピック、人事労務問題、人材教育、派遣の情報などをお届けしていきます。

    来月13日まで 時短や酒提供自粛

  新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が16日、熊本市に適用され、県全域でも飲食店や集客施設に対する営業時間短縮要請などを強化した独自対策が始まった。

  熊本市では全ての飲食店に午後8時までの時短を要請したほか、種類の提供と持ち込み、カラオケ設備利用の終日自粛を求めた。時短や酒類提供などの自粛要請に応じず、命令にも従わない場合、20万円以下の過料を科される可能性もある。ただ、県は「事業者への周知期間が必要」として、18日までに応じれば協力金の支払い対象とし、この期間に違反しても過料を科すことはないという。

  熊本市では、床面積1千平方メートルを超えるショッピングセンターやパチンコ店などの大規模集客施設も午後8時(映画館は午後9時まで)の時短を要請。1千平方メートル以下の集客施設には午後9時までの時短を求めた。熊本市以外では、飲食店に午後9時までの時短を要請。集客施設は規模にかかわらず、午後9時までの時短協力を依頼した。

  県民の行動にも「我慢」を促している。県全域で、日中を含めて不要不急の自粛を要請し、店以外の場所で飲酒する「路上飲み・公園飲み」の自粛を求めた。大学を含む学校には感染リスクの高い部活動などの制限を求めたほか、事業者には在宅勤務の活用で「出勤者の7割削減」への協力を呼び掛けている。

   (熊本日日新聞 2021.5.17より抜粋・引用)

  新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない状態が続いています。県内の感染者数も非常に厳しい数字が続いております。まん延防止が適用された今ですが、それでも自粛や要請でとどまっている状態かと思います。今一度自身の行動を振り返り、これ以上制約や禁止事項が増えないように節度ある行動を心がけて我らが熊本を守っていきましょう。

 この様な状況下ではありますが、企業はあなたの力を求めています。スマイルシェアにおいては企業様より求人多数頂いております。今現在お仕事をされていない方、転職をお考えの方、相談受け付けておりますので下記URLよりホームページでお待ちしております。

 

 

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/

【スマイルシェア便り】コロナ労災認定 5000件超

MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

25回目は「 コロナ労災認定 5000件超  」についてです。MOMOの派遣部門を教育部門と一緒に分社化したのが株式会社スマイルシェア。

毎週、労働者を巡る様々なトピック、人事労務問題、人材教育、派遣の情報などをお届けしていきます。

 

  4月時点  医療、福祉関連8割

 仕事中に新型コロナウイルスに感染したことによる労災補償の認定が、4月23日時点で計5340件に上ることが厚生労働省の集計で10日、分かった。うち医療や福祉関連の従事者が約8割を占めた。申請件数も全体で1万件を超え、今年に入って急増している。

 新型コロナ感染による労災認定を巡っては、厚労省が昨年4月、医療、介護従事者について「感染経路が特定されていなくても原則対象となる」との通達を出している。ワクチン接種の早期実施に加え、一層の感染防止対策の徹底が求められる。

 認定件数を業種別に見ると、医療業や、社会保険・社会福祉・介護事業など、医療・福祉従業者が4234件で全体の79%。死亡者も5人いた。医療従事者以外は運輸業・郵便業が127件、建設業が82件卸売業・小売業81件などだった。

 労災申請は、昨年3月に最初の1件が出されて以降、増加傾向が続いている。一方、労災申請、認定件数とは別に、厚労省が企業などから報告を受けた、従業員の4日以上の休業を伴う労働災害の集計によると、仕事中に新型コロナに感染し、休業したり亡くなったりした人は昨年1年間で6041人に上ることも判明。報告の総数に占める割合は5%だった。

(熊本日日新聞 2021.5.11より抜粋・引用)

 コロナ感染の猛威が熊本を襲っています。ご友人や知人の方が感染されてしまったという情報も耳にするようになってきたのではないでしょうか。日に日に感染者数も増えてきており、行動にも制限がかかりつつあります。仕事以外の外出を最低限に抑え、予防・消毒などの対策を念入りに行っていても感染されている事案も増えてきているようです。ワクチン接種も始まりましたので少しづつですが、明るい未来への兆しが見え始めたようにも思いますが、まだまだ感染が増え続けている現状です。より一層の感染対策の徹底を行い、日常を取り戻しましょう。

 

【スマイルシェア お仕事の面接相談会】開催致します♪

コロナ対策しっかり行っております!

↓ クリックお願い致します。

お仕事相談会

日時は5/12 14:00~17:00

場所は菊池市中央公民館

詳細は「お仕事相談会」リンク先に記載してあります。

ぜひぜひお気軽にお越しください(^^♪

 

スマイルシェアでは、随時、お仕事の紹介、および、労働者派遣登録を受け付けております。

社内研修、各セミナーの企画も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。

https://smile-share.co.jp/