皆さま、こんにちは☆
鵜戸あすかです。
道をゆくとイロトリドリの紅葉の絨毯が
とても美しく、うっとりいたします。
先日、以前からずっと行ってみたかった
「オリーブ畑」へ行ってまいりました。
オリーブを10年前より栽培されている
清水章生さんに“収穫”の機会をいただいたのです。
わくわくしながら……到着しましたのは、
福岡県の久山町にあります「久原本家」の工場でした!!
奥の方へ進んで行きますと
日当たりの良い、なだらかな傾斜のところに
一列にずらーっと並んだ大きなオリーブの木がたくさんありました。
こんなに大きなオリーブの木を実際に見たのは初めてで、
のびのびと成長をした姿に感動しました。
清水さんは、久原本家の社員さん方に
オリーブの収穫の仕方や知識を指導されていました。
♢♦︎ オリーブの収穫やオリーブについて
教わった事and調べたこと ♦︎♢
①オリーブの実は、手摘みで行います。
黒っぽいオリーブ,黒赤っぽいオリーブは
仲間とみなして、オイルになります。
黄緑色のオリーブは黒っぽいのよりは数は少なくて、塩漬けにするそうです。
お色の違いは品種によるものではなくて、
若いものが黄緑色、太陽の当たったところから紫色となり、
熟すに従って黒紫色から黒色に変化するそうです。
②手で積んだオリーブは、
籠の中に入れるとき優しくそっと入れます。
傷がついたら、そこから酸化してしまうからだそうです。
③日当たりと天候により、
実のつき方が大きく変わるようです。
④オリーブの木の上の方の実は、
枝を工夫して作られたひっかけ棒みたいたもので、
近くまで引き寄せてとっていました。
目に入らないように注意が必要です。
数人いないと難しい技です。
みんなで楽しく収穫されていました。
⑤オリーブの木は、植えてから根を広げて
元気に活動するまでに2.3年はかかるそうです。
根がまだ届いていないと思われる少し遠くに
肥料を置いて、頑張るように促すそうです。
(なるほど..‼︎
こんなにも大きくなったオリーブの木は、
一歩ずつがんばった結晶なのだと知りました。
わたしもがんばろうと、励まされました。)
⑥オリーブの実は収穫後、なるべく早くに
搾取をするようです。
⑦剪定したオリーブの枝についている葉で、
リーフティーがつくれるそうです。
無農薬にて育てられているので
安心していただけるとのことです。
⑧ 基本的にオリーブは1本だけでは
受粉せず、実がつかないようです。
品種が異なる2本以上の木を
一緒に育てる必要があります。
自家受粉(結実)すると書かれている品種も
少し実がつく(3~4個)くらいのようです。
オリーブは風媒で受粉するそうです。
オリーブの収穫は、
とてもお天気の良い日だったので
ぽかぽかして心地よかったです。
実際にオリーブの実を手にしてみますと
お色が鮮やかで、実がまぁるく艶やかでして
生命力の高いエネルギーを感じました。
素敵なひと時を
ありがとうございました。
清水さんの無農薬オリーブオイルやリーフティーは、
福岡市天神近くの「イタリア会館.福岡」にございます。
♢♦︎ Centro Italiano di Fukuoka ♦︎♢
イタリア会館・福岡
〒810-0021 福岡市中央区今泉1-18-25
わたしも案内していただきました。
緑豊かな素敵なお庭のあるところで、
イタリア語教室やイベントも行われているそうです。
またゆっくりとお伺いしたいと思いました。
そしてその日は、
清水さんの「オリーブの風」にも
ご案内いただきました。
そちらには、オリーブの木、レモンの木がたくさんと、
トムソーヤの冒険みたいな眺めが良いツリーアスレチック……
大きなブランコ……
五右衛門風呂や囲炉小屋などなど
とても楽しい自然の遊園地のようなところでした。
色々なところを探検させてくださったり、
これからの構想をお聞かせくださったり、
とても楽しいひと時でした。
自然と向き合う中で“育てる”ということは、
優しさや愛情が、植物や生きもの達に伝わるものですね。
大切にお育てになられたものをいただくと
やはりあたたかい想いでいっぱいになります。
清水章生さん、
久原本家でお話しくださった方々、
貴重な経験と沢山のお心遣いをいただきまして
心より感謝申し上げます。
とてもとても楽しかったです♪
もっとオリーブのことに興味が出てきました。
今日も皆さま方にとりまして、
笑顔いっぱいの一日でありますように……
いち早く世界中が
穏やかとなりますように
心より願っております。
鵜戸あすかでした。