戦場カメラマンからのメッセージ

熊日ニューウーマンカレッジ、今期の3回目は、戦場カメラマン・渡部陽一さんの講演会でした。

テレビ同様、ゆっくりとした語り口ですが、手話のようなジェスチャーも交えながら、熱く、熱く、取材を通して感じたこと、観てきたことをお話くださいました。

女性が教育を許されず、学ぼうとすると命を狙われてしまうアジアの国。

治療するにも医療施設をこわされてどうすることも出来ない人たち。
子どものためなら命さえ差し出すイラクの父親の話。
紛争地帯で、血まみれになって拳銃を手にした子どもたちがいたり、毒薬を仕掛けられ、生まれながらに障がいを持ってしまう子どもがいること。

そして、ウクライナの真実・・

目を背けたくなるような惨状の中にあっても、子どもたちの笑顔、家族の絆を発信し続けている渡邉さん。取材を続け、世界中にネットワークを持つ渡部さんだからこそのエピソードの数々に惹きこまれ、あっという間の90分でした。

今回も司会は立田絢さん。
会場からの質問にも真剣に向き合って、答えてくださいました。

お土産にいただいたのは、渡部陽一さんのキューピー人形!
アンケートにご協力をくださった会員の皆さまに抽選でプレゼントすることにしました。

会場装花は、少しだけウクライナを意識したカラーに。
楽屋には、熊本の銘菓を準備しました。この季節だけ!誉の陣太鼓3種類そろえたのは、ささやかなこだわりです。