11月マンスリー会議~心を添えると心が動く~

11月13日月曜日は毎月定例のマンスリー会議でした。

今月の講師は、当所所属のブライダルMCで、接遇マナー・電話対応インストラクターの 相馬 ゆう 先生 でした。相馬先生は今年の「平成29年度電話応対コンクール」熊本県大会で3位入賞しています。テーマは「初めて会う、出向く時の実践マナー」です。

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  • お客様に初めて会う、あいさつに行く時には対象がその人だけになりがちだが、常に回りの人にも見られるという意識を持ちながら接していかないといけない。
  • 言葉は人を印象付ける。メールだと受け取る側は書かれている文章でしか判断できないがそれでいい。自分の文章ではそれを意識して必要な項目、要求したいレスポンスや締め切りなどを明確に書くようにする。
  • コミュニケーションは「相手のことをもっと知りたい」という気持ちと以上に、自分のことを知ってもらいたいと欲求が根底にある。だから言葉は人間関係を構築するための大切な道具であり、言葉遣いは人間性を表す重要な要素なので、「伝えたい」という気持ちだけではなく、伝える「力」が必要となる。

コミュニケーションの基本は「言葉」であることを再確認させていただきました。その上で、人の印象は目からの情報=見た目で決まることが多いもの。見た目・所作にも気を付けたいものです。

『せ・め・て・あし・ふく・くせ』

  • 猫背・猿歩きにならない。胸を張る
  • 目は心と繋がっている。目で表情は伝わる
  • 受け渡しは必ず「両手」で「胸の高さ」で「相手の正面」。片手・低さ・よそ向きは物を汚く見せる
  • 足は膝を閉じることを意識して女性は11時5分の角度で。足音も必要以上に立てない
  • おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため。衣服はアイロンかけたりクリーニングに出したりと清潔感が大切すること
  • 会話には癖があるのでチェックする。言葉の癖と行動の癖を見直す。気づくことが大切。

日頃、意識していなかったり、何となく意識していたりする所作や立ち振舞を改めて、その意味や理由の説明を受けて思い起こすと、ハッとして自分が恥ずかしくなります。常に意識していくことは大変ですが、そうしようと思っていないとダメだと思いました。

相手の琴線に触れようとするのではなく、自分の心を添える。寄り添おうとすること。相手の表情はあなたの心。

<アンケートから>
・第一印象のポイントで教えていただいた「せ・め・て・あし・ふく・くせ」のポイントに気を付け、立居振舞をしていこうと思います。
・相手のことを知りたい、この気持ちを大切にして人とのコミュニケーションを大切にしたいです。