国内外で活躍を続ける天草出身のアーティスト「真珠子」が新しいアプローチで夏目漱石「草枕」の世界を表現。
世界的にもアニメーションの元祖とも言われ、夏目漱石の小説にも登場する「幻燈機」の技術を駆使した「写し絵」を再現し、「真珠子」の世界観を大切にしながら、現代風に蘇らせます。
その灯りの中で繰り広げられる日本舞踊と朗読が融合したパフォーマンスは、現代人とありし日の現代人のシンパシーを掴み、幻想の世界に誘います。
コロナ禍だからこそ生まれた新しい真珠子ワールド=「真珠子の草枕」にどうぞご期待ください。
1906年(明治39年)に『新小説』に発表。「那古井温泉」(熊本県玉名市小天温泉がモデル)を舞台に、作者・漱石の言う「非人情」の世界を描いた作品。初期の名作と評価されている。
ランプとレンズを使って、ガラスに描かれた画像を適当な幕に投影するスライド映写機の原型にあたる機械、あるいはその後身であるスライド映写機の古典的呼称。
1976年、天草生まれ。絵(主に日本の書道がルーツ)、アニメーション(デジタル)を制作し、2005年Gwen Stefani ソロデビューのイラストビジュアルを担当。
翌年 「Ready for Lady」個展を熊本市現代美術館で開催。故郷の特産物で陶芸を始め、2012年 「よかにゃ~★みぞかちゃん」陶芸等展を渋谷PARCOで開催。その時代の声に添ったツールを使ってフレキシブルに表現を展開している。
現在はYoutubeにて映像作品を発表し、夫で写真家の増田賢一氏と毎年誕生日に自身を定点観測する試みの写真集を発行、展示。
2017年、文化庁海外メディア芸術祭でウィーンに派遣され映画館でアニメーション作品上映。ライブペインティング展示。彼女は現代人が忘れかけている「生きる力」を思い出してほしいと願っている。
様々なワークショップを展開する団体「真珠子学園」も2010年に設立。
〔戸川純AVECおおくぼけい〕CDジャケット、〔増田セバスチャン〕氏の書籍カバー絵を担当。
日本舞踊家 高濱流高濱会代表
(社)日本舞踊協会会員、熊本県日本舞踊協会副理事長、熊本県文化協会世話人
高濱流の特徴である江戸前の素踊を始め、粋な芸者や歌舞伎舞踊まで、幅広い芸域をみせる。ダライラマ法王歓迎の祝舞、秋篠宮殿下御来臨の折の祝舞等にも出演。
2004年には第39回熊本県文化懇話会新人賞を受賞。正統派の舞踊で公式行事などで披露するほか、柔らかい感性で他ジャンルとの創作舞台にも積極的にチャレンジ。
2015年上演された「夢・草枕」では夢の中の女を演じ好評を博す。
今藤珠美(作曲、三味線)/下田れい子(筝)/望月晴美(鼓)/藤舎理生(笛)
吉田敬(サウンドクリエイター)
開催日時 | 2021年12月11日(土)開場13:00 開演14:00 2021年12月12日(日)開場13:00 開演14:00 (子どもを対象にしたワークショップは12日(日)午前中を予定) |
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開催場所 | 早川倉庫 (〒860-0032 熊本県熊本市中央区万町2丁目4) GoogleMapで確認する |
入場料 | 大人 三千円 中学生以下 千円 ※入場チケットはオンラインで購入可能です。 |
※イベント開催にあたっては新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、マスク着用、検温、手指消毒等の対策を実施して参ります。参加される皆様にも何かとご不便をお掛け致しますが、ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
会長 | 副島 隆 (公益財団法人熊本市美術文化振興財団 評議員)お菓子の香梅 取締役会長 |
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副会長 | 小野友道 (NPO法人くまもと漱石文化振興会会長)熊本大学顧問・名誉教授 |
委員 | 古庄忠信 (高濱流光華々後援会「かがやき」会長)株式会社イズミ車体製作所 代表取締役会長 楠本智郎 (つなぎ美術館主任学芸員) |
幹事 | 本田憲之助 (ジェーンズの会事務局長) |
会計 | 笹原元子 (一般財団法人熊本芸術文化学術振興市民財団事務局長)お菓子の香梅 秘書室 |
事務局 | 濵島玲恵 株式会社桃 代表取締役 |
制作 | 真珠子 (アーティスト) 増田賢一 (カメラマン) 佐藤達子 (制作補佐) |